玄界灘 日本が誇る世界有数の漁場
玄界灘先端は青潮の愛称で知られる対馬海流が流れる、透明度の高い美しい海。歴史的にも重要かつ、日本が誇る世界有数の漁場が今回の食材探しの旅の目的地です
福岡の中央卸売市場へ
1年を通じて豊富な魚介が水揚げされる
水揚げされたばかりのものを事前に吟味するためには午前1時には入場している必要があります。ほとんど睡眠がとれない旅ですが、美味しいものとの出会い、そこでひらめく料理のインスピレーションが活力の源になります。
太宰府天満宮の飛梅(とびうめ)
学問の神様からの嬉しいプレゼント
学問の神様 菅原道真が祀られる太宰府天満宮を表敬訪問。道真を慕って飛来した伝説で有名な本殿前の飛梅が満開でシェフ大堀を出迎えてくれました。今回のコースのお口直し(グラニテ)に梅酒を使用しているのは、学問の神様からいただいたこの粋な計らいがアイデアの元になっています。
志賀島 金印 漢委奴国王
日本の歴史を肌で感じる今回の旅
振り返ってみると今回の玄界灘への旅は日本有数の漁場を確認する食彩の旅であるとともに日本のルーツを肌で感じる歴史の旅でもありました。悠久の時に思いを馳せながら完成させた対(鯛)決料理、春のコースをどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。食材をめぐるラリアンスの旅はこれからもまだまだ続きます。
“玄界灘”と“瀬戸内”。
日本最高峰の漁場から直送される
“鯛”を味わう、春の二大対(鯛)決!
写真の料理
左)玄界灘で獲れた甘鯛のウロコ焼き
“菜の花のエテュベ ミモザ風
“AMADAI” poêle avec NANOHANA étuvé sauce beurre blanc
〜シェフ大堀スペシャルコース お魚料理〜
右)瀬戸内の真鯛、くま海老のガトー仕立て
Gâteau de daurade et crevette avec chou braisé
〜シェフ大堀スペシャルコース 前菜〜